【SHARK】ホルヘ・ロレンソのレプリカヘルメットについて

MotoGPではREPSOL HONDAのマルク・マルケス♯93が、
2013年のデビュー以来、7年のうち6年でチャンピオンを獲得していますが、
唯一チャンピオンを阻止したライダーがいます。

それは2015年のホルヘ・ロレンソ♯99(当時Movistar Yamaha MotoGP)です。
ロレンソはその後2017～2018年はドゥカティワークス、
2019年はホンダワークスに在籍し、2019年を持って引退。
2020年からは古巣ヤマハに戻り、テストライダーを勤めています。

MotoGPクラスで3回のチャンピオンを獲得しているロレンソですが、
複数のヘルメットメーカーでチャンピオンを獲得している、
稀有なライダーでもあります。

▼歴代チャンピオンの使用ヘルメット一覧はこちら！

MotoGP　歴代チャンピオンとヘルメットの関係について

さて本記事では、人気・実力を兼ね備えたライダーである
ホルヘ・ロレンソのレプリカヘルメットを紹介したいと思います。

・ロレンソのレプリカヘルメットが欲しい
・ロレンソってどんなライダーなの？

という方は是非読んでみてください。

ホルヘ・ロレンソってどんなライダー？

本項では、簡単にロレンソの紹介をしたいと思います。
ロレンソは1987年5月4日生まれのスペイン出身のライダーです。

世界選手権のデビューは2002年のMotoGP125ccクラスです。
2005年には250ccクラスに昇格。2006・2007年には連覇を達成。
2008年にはヤマハファクトリー(当時Movistar Yamaha MotoGP)へ昇格。
昇格初年度からランキング4位を記録すると、
2009年にランキング2位を記録。2010年にはチャンピオンを獲得します。
2011年はランキング2位となるも、2012年にはタイトルを奪還。
その後2013年はランキング2位、2014年はランキング3位となりますが、
2015年には再度タイトルを獲得。
2016年の3位をもって、2017年からはドゥカティワークスへ移籍。
2017年シーズンは車体特性の違いから適合に苦労しますが、
車体特性とライディングが合ってきた2018年途中からは2勝をマーク。
怪我でシーズン後半を欠場し、2019年からホンダワークスへ移籍。
しかし車体との適合ができず、また転倒等による
モチベーションの低回により2019年いっぱいでの引退を発表。
2020年からはヤマハのテストライダーを勤めています。

ライディングスタイルの特徴は、「丁寧なライディング」、
「高いコーナリングスピード」といった点です。
ドゥカティ以降を除くと、ハードブレーキングというよりも、
早めにブレーキングを終わらせ、高い進入速度で
コーナーに入っていくライディングを得意としています。
またタイヤを滑らすことなく、車体が常に安定しているライディングが特徴です。

現在のゼッケンNo.はチャンピオン獲得時を除き、
99を使用していました。
2008年まではマネージャーが使用していた48を使用していましたが、
公募により99を使用することになりました。
ちなみに99のデザインにも特徴があります。
数字の上部に輪や角がありますがヤマハ時代は天使と悪魔、
ドゥカティ以降は悪魔を表しています。
▼ヤマハ時代

▼ドゥカティ以降

ホルヘ・ロレンソのレプリカヘルメット

ロレンソはヘルメットメーカーを2回変更している点も特殊です。
2012年まではX-Lite(Nolan)を使用。
2013～2015年はHJCを使用し、2016年以降はSHARKを使用しています。

ヘルメットのデザインは赤い×とそれを囲む白い丸です。
白い丸の端は矢印になっていますが、
これは2003年にコーナーの外からケーシー・ストーナーと
ダニ・ペドロサを抜き去って優勝したことが由来です。
なお優勝時はこのロゴがプリントされた「ロレンソ・ランド」の旗を
コースに立てることがあります。
これは「勝利した＝征服した」ということで、
「このコースはロレンソの国だ」というパフォーマンスであり、
人気のパフォーマンスになっています。

購入可能なヘルメット

現在ラインナップされているのはSHARKのみとなっています。
下記で紹介させて頂きます。
RACE-R PRO GP FIM RACING #1