先日Twitterを見ていた際、偽物のヘルメットについて、
注意喚起のツイートをしている方がいました。
管理人も海外に行った際、偽物のヘルメットを見かけましたが、
その違いは「よく見れば分かる」といったレベルで、
「パッと見」では分かりませんでした。
最近のツイートで見かけたヘルメットも、差異を見つけるのは困難でした。
そこで本記事では注意喚起の意味で、偽物のヘルメットについて解説させて頂きます。
・どうやって偽物ヘルメットを見分けるか
・何故偽物ヘルメットは駄目なのか
について解説します。
目次
どのような偽物があるのか
調べてみると様々なメーカーの偽物ヘルメットがありましたが、
特に人気(数が多い)なのは、SHOEIとAGVのようです。
例えばタイの通販サイトでは、
SHOEIのX14やAGVのCORSA Rの偽物がラインナップされていました。
中国の通販サイトでも同様でした。
ただしいずれのサイトも明確な偽物の写真もありますが、
大多数は正規品の写真が使用されています。
なお当然ですが、SHOEIやAGV以外のメーカーも
偽物が販売されていますので注意が必要です。
偽物の見分け方
偽物の存在を知っても、見分け方が分からなければ意味がありません。
見分け方について紹介させて頂きます。
値段が安い
偽物は明らかに安いです。
まずSHOEIのX14の実売価格は、どんなに安くても、
レプリカやグラフィックのモデルで6万円台、ソリッドでも5万台です。
しかし海外の通販サイトにて、偽物は1万円台で販売されています。
常識的に考えて、新品がそんなに安いわけがありません。
安い理由が何かあると考えるのが自然ですし、理由が無く安いヘルメットは疑った方が良いです。
また国産品は基本的に国内で購入するのが一番安いです。
デザインが違う
形状がやや違う場合もありますが、見た目はかなり似ている場合が多いです。
一方でグラフィックに関しては、ラインナップされていないカラーリングの時があります。
また、下記のヘルメットのように一部が鏡文字になっていたり、不自然な点も見受けられます。
▼小さくて分かりにくいですが、brembo(ブレンボ)のロゴが鏡文字に…
注意点として、正規品でも国内には無いカラーリングの場合があります。
その場合、海外仕様が記載されているHPで確認することをオススメします。
何故偽物が駄目なのか
正直見た目がよく似ていて、安いならそれでも良い気がしてきますよね。
気持ちはものすごく分かりますが、絶対に購入しない方が良いです。
何故購入してはいけないか?について解説します。
詐欺の可能性がある
まず購入しても別の物が届く可能性もありますし、
最悪の場合は何も届かないといった可能性もあります。
そういったトラブルが有った場合、海外サイトでの通販だと、
対応に困り、泣き寝入りするケースもあります。
安全性が保証されていない
形状が似ていても、使用している材料が違ったり、
工程や品質保証がしっかりしていなければ、それはよく似ている別の物です。
よって安全性は本物と比べられるレベルではなく、
万が一の時に安全性は全く保証できません。
メーカーや販売店の利益が損なわれる
偽物を購入することで、偽物メーカーの利益になり偽物が更に市場に出回ります。
結果、正規品を生産しているメーカーと、販売している方の利益を損なうことに繋がります。
そうなると最終的には消費者となるライダーが
不利益を被ることになります。
まとめ
本記事では注意喚起のため、偽物ヘルメットについて紹介させて頂きました。
正直、値段は魅力的ですし、「欲しい」と思う気持ちは分かります。
しかし、自分のためにも、他のライダーのためにも、購入してはいけません。
「自分だけなら」と思うかもしれませんが、絶対に自分のためにはなりません。
絶対に正規品を購入するようにしましょう!
▼店頭で買うのが良いのか、ネットで買うのが良いのかはこちらの記事で解説しています。
また見分け方も紹介させて頂きましたが、それが全てではありません。
不自然を感じた際は、疑いを持ち、調べたりすることが、一番の対策だと思います。
本記事がヘルメット選びの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
ちなみにヘルメットやプロテクターの購入資金が…という方は以下の記事がオススメです。
⇒購入資金を捻出する方法
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