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【初心者必見!】事故リスクを減らす考え方について

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二輪車は他の乗り物に対し、単独事故にしても、
他車や構造物が絡んだ事故にしても、重傷化しやすい乗り物だと思います。
また加速が良く、簡単に法定速度以上が出る乗り物ですが、
四輪からはその存在が軽視されがちです。

ということで、二輪車は事故リスクが高く
万が一事故を起こした際の負傷リスクも高いと言えると思います。

負傷リスクを減らすには、装備を充実させることも重要ですが、
事故リスクを下げることで、負傷リスクも下がります。
事故リスクを下げる為に最も有効な方法は、
二輪車を降りることですが、それでは本末転倒です。

では、事故リスクを減らすにはどうしたら良いか?
本記事では事故リスクを減らす考え方について解説します。

・事故リスクを減らしたい。
・より安全運転を極めたい。
・事故から最大限学びを得たい。

という方は是非読んでみてください。

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ハイン・リッヒの法則という考え方

聞いたことがある人は多いかもしれませんが、
ハイン・リッヒの法則というのは御存知でしょうか。
文字通りハインリッヒさんが提唱した法則ですが、
その内容は「1つの重大事故の背景には29の軽微な事故があり、
更にその背景には300の異常が存在する」
といったものです。
要するに1件の重大事故はたまたまではなく、
300の見過ごされてきた異常の結果であるということです。
もちろん300という数字はあくまで参考ですが、
二輪車の事故に置き換えると、1件の事故に対し、
多くの見過ごされてきた異常が存在するということです。
よって、異常に気付き対策すること、1件の事故の発生も防ぐことが可能です。

さて次項では、ハイン・リッヒの法則について、
実際の二輪車の運転への活用法を解説したいと思います。

二輪車の運転への活用

ハイン・リッヒの法則を二輪車の運転に当てはめるには、
異常の部分に気付きか、
その異常をに対策することが必要です。
要するに予防運転が重要になりますが、
予防運転に必要なのは想像力相手の立場になることです。

例えば、交差点通過時に左から車が飛び出してきたが、衝突に至らなかった場合。
何故衝突せずに済んだのか、逆に何が不足したら衝突していたのかを考えることが重要です。
それは速度なのか、立地(環境)なのか、自分の運転なのか、
車体の問題なのか、ドライバーの確認不足なのか。
そういった観点から考え、対策を立てていくと、
同じようなシチュエーションでの事故リスクは確実に下がります。

万が一事故を起こしてしまった場合でも、原因を深堀りし、
その対策をすることで、その後の事故リスクを減らすことができます。

SNSの活用

SNSでは残念ながら事故の報告を毎日ように見ます。
近年ではドライブレコーダーの普及に伴い、
事故動画を動画サイトで見かける機会も増えました。
「人のふり見て我がふり直せ」ではないですが、
そういった動画は学べることが多くあります。
自分を当事者に置き換え、原因や異常を探し、
対策まで考えることで、自分の運転はより安全になっていきます。

「自分だけは大丈夫」と思っている人もいるかもしれませんが、
人間の能力には大した差はなく、運や環境によっては、
誰でも事故リスクが上がるシチュエーションは存在します。
そういったシチュエーションで事故する人としない人の差は、
どれだけそのシチュエーションを想定できていたか、だと思います。
危険の芽を潰していけば、発生する事象は絞ることができ、
自ずと想定することができるようになります。

二輪車は時に自分や他人に向けて凶器になり得ます。
常に一歩先を想定しながら、安全運転を心がけたいですね。

まとめ

本記事では安全運転に役立つ考え方としてハイン・リッヒの法則を紹介させて頂きました。
相手の立場になり、想像力を働かせながら運転することで、
事故リスクは下げることができますが、
小さい異常は見過ごされがちです。
そういった異常を検出し、対策を立てていくことで、
1件の重大事故のリスクは確実に下げることができます。

これからの非常事態宣言が解除された地域もあり、
さらにこれからの季節、バイクに乗る機会が増える方もいると思いますが、
自分の運転に異常のはないか、また運転中に危険を感じることはないか、
自分で分析しながらバイクにのり、安全なバイクライフを過ごしてもらえればと思います!

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ヘルメットログの管理人です。
二輪業界の極東に生息しています。Arai信者のKabuto贔屓です。
ヘルメットの使用遍歴はMHR・TOP⇒Kabuto・Aeroblade3⇒Arai・Astro IQです。現在はKabuto・RT-33、Arai・RX-7X、SHOEI・VFX-Wを併用しています。