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【ヘルメットの次はこれ!】胸部プロテクターの重要性について

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ヘルメットが重要なことは皆さんご存知だと思います。
そしてヘルメットの次に重要といっても過言ではないのに、
意外と軽視されているのが胸部プロテクターです。
もちろん、グローブやブーツ、他のプロテクターも重要ですが、
それらと同等以上に重要だと考えます。

本記事では、ヘルメットを既に購入済みで胸部プロテクターの購入をしている方に向け、
胸部プロテクターの意味、種類、選び方を解説しています。
興味がある方は是非読んでみてください!

胸部プロテクターが何で重要なのか?

そもそも何で胸部プロテクターは重要なのでしょうか?
それは二輪事故の死亡者について、負傷部位の二番目は胸部だからです。

警視庁『ヘルメットのあごひも及び胸部プロテクターの着用状況調査結果』より抜粋
上図は二輪車乗車中死者の損傷主部位(構成率)の図になります
過去5年間の平均では、頭部が48.1パーセント、その次が胸部の26.9パーセントとなっています。

よってタイトルの通り、ヘルメットの次に重要と言える装備だと思います。
しかし警視庁の調査では、着用率は増加傾向ではあるものの、8.4パーセントと低調です。
この記事を読んで、胸部プロテクターを使用していない方は、良いきっかけとして、着用を検討してみてください。

胸部プロテクターについて

「よし、胸部プロテクターを買おう!」と思っても、何を買うか迷うと思います。
そこで、本項では種類や形状について解説します。
※項目内の呼び名は便宜上の名前なので、一般的ではないと思いますのでご了承ください。

種類

胸部プロテクターにはいくつか種類がありますので下記に紹介します。

◆ソフトタイプ
柔らかい材質で構成されたのがソフトタイプです。
柔らかいため、身体への追従性が良いのが特徴です。
☆良い点
・身体への追従性が良く、使いやすい
★悪い点
・ハードタイプより衝撃吸収性が劣る

◆ハードタイプ
固い材質で構成されたのがハードタイプです。
固いため、耐貫通性能や衝撃吸収性能が高いことが特徴です。
☆良い点
・耐貫通性能と衝撃吸収性能が高い
★悪い点
・形状が固定されており、身体への追従性が悪く、使いにくい

◆ソフト+ハードタイプ
柔らかい材質と固い材質で構成されているのがソフト+ハードタイプです。
両方の特性を備えているのが特徴です。
☆良い点
・身体への追従性が高く、使いやすい
・耐貫通性能と衝撃吸収性能が高い
★悪い点
・特になし

一旦まとめると下記の通りです。

安全性重視
ハードタイプ>ソフト+ハードタイプ>ソフトタイプ
使いやすさ重視
ソフトタイプ>ソフト+ハードタイプ>ハードタイプ

形状

胸部プロテクターには、胸部の前側だけを守る(前側)タイプ分割されて左右の胸を守る(セパレート)タイプ
胸部の前側と横側を守る(前側+横側)タイプの3種類があります。
前側タイプとセパレートタイプは使いやすいですが、保護範囲が少ない傾向があります。
一方で、前側+横側タイプはスペースが必要なため使いにくさはありますが、
保護範囲が広いため、安全性には寄与すると思います。
実際、胸部プロテクターが必要なシチュエーションは、横からの衝撃の可能性もあります。
なお使っているウェアとのマッチングもあると思います。

一旦まとめると下記の通りです。

安全性重視
前側+横側タイプ>前側タイプ>セパレートタイプ
使いやすさ重視
セパレートタイプ>前側タイプ>前側+横側タイプ

装着方法

一般的にはウェアに取り付けるタイプ肩からベルトで吊るすタイプ
ウェアに袋が有りそこに仕込むタイプ特に固定しないタイプがあります。

管理人の装備紹介

管理人も胸部プロテクターを使用しています。
  
ウェアがクシタニなため、プロテクターもクシタニを使用しています。

取り付けは両者にあるマジックテープを使用します。
クシタニはソフトタイプとハードタイプがラインアップされていますが、
通勤での使用がメインであり、真冬は中にダウンを仕込むこともあるためソフトタイプを選択しました。
保護範囲がハードタイプよりも広かったことも選択の決め手になりました。

オススメの胸部プロテクター

ではオススメの胸部プロテクターを紹介します。
それはウェアと同じメーカーのプロテクターです。
ウェアメーカーが開発しているプロテクターは、装着することを視野に設計されていることから、
装着方法も装着した際のマッチングが良いです。
よって特別な理由がなく、既にウェアを持っているなら、
メーカーは揃えた方が間違いありません。

注意点

胸部プロテクターを購入する際は、ウェアを持っている人や狙っているウェアがある人は、
そのウェアとのマッチングを確認の上、購入した方が良いです。
あまりタイトなウェアだと、プロテクターを付けるとパンパンになってしまうこともあります。
購入の際は試着してしっかり確かめて購入することをオススメします。

まとめ

本記事では胸部プロテクターの重要性と種類や形状について解説させて頂きました。
自分の用途や他の装備との兼ね合いもあると思うので、
納得して選択して頂ければと思います。

いずれにしても、胸部プロテクターは重要ですので、
「取りあえず使ってみる」というのはアリだと思います。
その場合コミネは手頃な値段であり、ハードルも低くいで。
是非検討してみてください。

本記事は胸部プロテクター選びの参考になれば幸いです。

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ヘルメットログの管理人です。
二輪業界の極東に生息しています。Arai信者のKabuto贔屓です。
ヘルメットの使用遍歴はMHR・TOP⇒Kabuto・Aeroblade3⇒Arai・Astro IQです。現在はKabuto・RT-33、Arai・RX-7X、SHOEI・VFX-Wを併用しています。