MotoGP第1戦から第3戦までの中止や延期、モーターサイクルショーの中止等々、
国内外のバイクイベントが中止や延期となっており、
バイク関連の明るいニュースが少ない中、久々にハッピーなビッグニュースがありました。
それはRed Bull KTM Ajo長島哲太選手がMoto2開幕戦カタールGPで優勝したことです!
MotoGPクラスは入国制限で中止となりましたが、Moto2とMoto3は既に入国済みだったため無事開催でき、
決勝では日本人としては中上貴晶選手(当時Moto2)以来2年7か月ぶりの優勝を記録しました。
レースでは14番グリッドからスタートし、1台ずつパス。
トップに出たらそのまま独走、という強い走りが印象に残りました。
またカタールGPというと、あの富沢祥也選手がMoto2初年度に優勝したレースでもあり余計に感動する展開でしたね。
さて、今回の記事では、Moto2初優勝を記録した、長島哲太選手のヘルメットについてご紹介します。
気になった方は是非読んでみてください。
長島哲太選手について
様々なサイトで紹介されていますので、ここでは簡単に略歴を紹介します。
長島哲太(ながしまてつた)選手は1992年7月2日生まれ、神奈川県出身です。
キャリアは3歳時のポケバイに始まり、国内のレースを経験、
2013年にスポットでMoto2に参戦し、2014年にはMoto2にフル参戦と順風満帆にキャリアアップしていきます。
しかし、2014年はノーポイントに終わり、シートを失ってしまいます。
その後はスペイン選手権を経験、2016年にはスポット参戦のチャンスを得て、
2017年からはMoto2に継続参戦。年々のランキングを上げ、
2020年からはRed Bull KTM Ajoに所属しています。また、同時にKTM GPアカデミーにも加入しました。
これはKTMがGPライダーを発掘するプロジェクトであり、そのピラミッドの頂点はMotoGPです。
したがって好結果が続けば、MotoGPのKTMのシートが見えてくるわけです。
日本人ライダーが海外メーカーのワークスに所属するのは、アプリリアに所属した原田哲也選手以来なんじゃないかと思います。
そういった点でも期待ですね!
冒頭でも説明しましたがMoto2初年度の開幕戦カタールGPでは、
富沢祥也選手が優勝しており、それはちょうど10年前になります。
長島選手は富沢選手との仲が良かったらしく、縁を感じずにはいられない展開だと思いました。
なお富沢選手のヘルメットのグラフィックはとてもカッコいいです。
富沢選手のヘルメットについてはこちらの記事で解説してます。
さて次項では長島選手のヘルメットを紹介させて頂きます。
長島哲太選手のヘルメット 2020Ver.
長島哲太選手はAraiのヘルメットを使用しています。
RX-7Xに透明なエアロパーツがついており、他の契約ライダーが使用しているものと同一だと思います。
引用:長島選手のfacebook
ヘルメット単品の写真は下記の通りです。
(※下記の写真には透明エアロパーツは無いです)
引用:sakartdesign facebook
デザインはsakartdesignが担当しています。
sakartdesignは他にはMotoGPのブラッド・ビンダーのヘルメットも担当しており、
他のライダーやチームのデザインも担当しています。
ヘルメットはレッドブルのロゴがメインなデザインとなっていますが、
マット調な色のバランスが良くてカッコいいですね。
気になったのは頭頂部にオーディオテクニカのロゴが入っている点です。
二輪界隈で見る機会の多いメーカーではないので意外でした。
と思ったらオーディオテクニカから正式なリリースがありました。
プレスリリースは下記のリンクからどうぞ。
MotoGP™の日本人ライダー長島哲太選手とパートナーシップ契約を締結。~Moto2™クラス開幕戦を初優勝で飾る~
おまけ 2019Ver.
2019年に長島哲太選手が使用していたヘルメットを紹介します。
カラーリングは2020年とは全く違っています。
引用:長島選手のfacebook
ヘルメット単品の写真は残念ながら見つかりませんでした。
バイザーにはe☆イヤホンのステッカーがあり、イヤホン好きには親近感が沸いてきます。
2020Ver.のヘルメットにはオーディオテクニカのロゴが入っていることから、
スポンサードされていると推測されますが、元々イヤホン類に関心があるのかもしれません。
また口元には「風間印房」とロゴが入っていますが、これは横浜市のはんこ屋さんであり、
長島選手のfacebookには度々訪れていることが投稿されています。
まとめ
本記事では、長島哲太選手のヘルメットと略歴を紹介させて頂きました。
今シーズンに限らず、長島選手の選手の今後に期待したいと思います。
本記事がヘルメット選びの参考になれば幸いです。
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