非常事態宣言が解除され、また徐々に暖かくなったことにより
バイクを見かけることが多くなってきました。
バイクが増えると、同じく増えるのが事故です。
「何事も経験」、「取りあえずやってみる」等、
挑戦や経験を良しとする考え方もありますが、それは一長一短です。
取り返しがつく経験であれば、やってみれば良いですが、
事故は最初の一回目で取り返しがつかなくなることがあります。
さらに「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉があります。
事故に関しては経験することなく、リスクを回避する方法を学んだ方が良いです。
なお原因を路面や環境に求める場合もありますが、
百発百中で事故が起きてない場所であれば、原因はほぼ全てライダーにあります。
是非事故を起こす前に、事故に繋がる運転を止めてもらえればと思います。
そもそも何で事故してはいけないか
まず何事も理由をしっかり理解しなければ、行動は変わりにくいです。
そのため「そもそも何で事故を起こしてはいけないか」を説明します。
事故を起こして誰にも迷惑をかけることがなければ、
自由に事故を起こして良いですが、そんなことはあり得ません。
事故を起こせば怪我や障害を負うことで、
自分が不利益を被りますし、家族・親戚・友達にも迷惑がかかります。
万が一死亡するようなことがあれば、その後のことは想像がつくと思います。
バイクの修理・回収をする必要も発生します。
また警察や消防、お医者さんにも迷惑がかかります。
「それが仕事」といえばそうなんですが、
それは従事している人が言うことであって、
サービスを受ける側が使う言葉ではありません。
また事故をすれば取り締まりが強化され、
渋滞が増えたり、走行禁止になる場合もあります。
事故を起こした後SNSで報告する流れがありますが、
「注意喚起」という良い点がある一方で、
「他者の通行の妨げとなる可能性」がある面も考慮する必要があります。
さらに事故には相手がいる場合があります。
もちろん自分が被害者になることもありますが、
加害者になってしまうこともあります。
そもそもバイクは凶器になることもあります。
言ってしまえば、公道をバイクで走ることは
包丁を持ってジョギングしているのと一緒です。
包丁もバイクも使い方によっては凶器になりますが、
使い方を間違えなければ有益な道具です。
よって迷惑をかけることがなければ好き放題やれば良いですが、
公道を走る以上、そんなことはあり得ないため、事故を起こしてはダメだと考えます。
GPライダーのコメント
公道で無茶な運転をするライダーもいますが、
そもそも公道は危険が多いです。
他の車・バイクの存在、路面状況、
エスケープゾーンが少ない、死角が多い、等が理由です。
GPライダーは世界最高峰の技術を持つライダーですが、
そのGPライダーも公道を走行する危険性について
コメントしていますので紹介します。
「私が何があっても対処できる自信があるのは、125ccで30km/h程度だ。」
ケビン・シュワンツ
「膝を擦りたいならサーキットでやれ。そこでは皆同じことをしている。」
マックス・ビアッジ
「何故危険なことをするか?サーキットは公道より安全だから。」
バレンティーノ・ロッシ
「公道はヤバい。自分だけじゃなく車がいるからな。奴らはバイクを見てない。」
引用:もいちどバイクに乗ってみる
なお各GPライダーのコメントは映画「FASTER」で見ることができます。
バイク好き、レース好きなら見て損は無い映画です。
まとめ
本記事では「何故事故を起こしてはいけないか」と
公道の危険性について「GPライダーのコメント」を紹介させて頂きました。
バイクはそもそも自立しない乗り物ですし、
事故リスクと負傷リスクの高い乗り物です。
しかし、考え方でリスクは大きく下げることが可能です。
この記事が安全で快適なバイクライフに繋がれば幸いです。
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