MotoGPではREPSOL HONDAのマルク・マルケス♯93が、
2015年から5年連続でチャンピオンを獲得し一時代を築いており、
他ライダーの追随を許していないように見えます。
そんな中、ライバルは2017年から3年連続でランキング2位の
Mission Winnow Ducatiのアンドレア・ドヴィツィオーゾ♯04ですが、
もう一人、打倒マルケスの筆頭となるライダーが
Monster Energy Yamaha MotoGPのマーベリック・ビニャーレス♯12です。
アグレッシブなライディングが特徴的なビニャーレス。
近年は体重が軽いことからスタートに苦戦し、
またヤマハの車体特性的に序盤のペースに苦しんでいましたが、
ペースに改善が見られた2019年後半は、好リザルトを重ね、
ランキング3位でシーズンを終えました。
2020年以降、マルケスのライバルとなることは間違いありません。
さて本記事では、そんなマーベリック・ビニャーレスの
レプリカヘルメットを紹介したいと思います。
・ビニャーレスってどんなライダーなの?
という方は是非読んでみてください。
目次
マーベリック・ビニャーレスってどんなライダー?
本項では、簡単にビニャーレスの紹介をしたいと思います。
ビニャーレスは1995年1月12日生まれのスペイン出身のライダーです。
世界選手権のデビューは2011年のMotoGP125ccクラスです。
2012年には新設されたMoto3クラスに参戦。
参戦2年目の2013年にはチャンピオンを獲得しています。
2014年はMoto2クラスに昇格、ランキング3位を獲得すると、
2015年にはTeam SUZUKI ECSTARからMotoGPクラスへの昇格を果たします。
最高峰クラスのデビューイヤーは転倒が少なく、
安定したリザルトで12位を獲得。
2016年にスズキワークスにMotoGP復帰初の優勝プレゼントし、
ランキング4位を置き土産にヤマハワークス(当時Movistar Yamaha MotoGP)に移籍。
2017年から2019年は表彰台争いにはコンスタントに加わるものの、
勝ちきれないレースが多い印象です。
ただし安定した成績を残しており、2017年はランキング3位(3勝)、
2018年はランキング4位(1勝)、2019はランキング3位(2勝)の
記録を残しています。
ライディングスタイルの特徴は、「転倒が少ない」、
「ハードブレーキングの使い手」、「バイクを起こすのが早い」といった点です。
転倒が少ないことからシーズンを通しての成績は安定しており、
コーナー前後に強く、クリーンなオーバーテイクの多いライダーといえます。
現在ゼッケンNo.は12ですが、元々は25を使用していました。
子供の頃は、12日生まれという事で、
12番を使いモトクロスをしていましたが、
25番の早いライダーがいたことから、憧れて25番を使用するようになりました。
スペイン選手権以降、25番を使用していましたが、
2018年のシーズンオフから12番を使用しています。
これは12番を付けていた当時、マルケスに勝ったことが理由のようです。
また名前に「マーベリック」とありますが、
これは父親が好きだった映画「トップガン」の主人公マーベリックが由来です。
実はマーベリックと言う名前は、
英語圏ではイメージの良くない名前です。
トップガン内でもそれを表す描写もあります。
ただし本人も気に入っているらしく、
ヘルメットのデザインはトップガンをイメージした
フォントや滑走路のデザインが使われています。
マーベリック・ビニャーレスのレプリカヘルメット
ビニャーレスは2013年のMoto2クラス参戦時からAraiの
ヘルメットを使用しています(それ以前はAirohを使用)。
AraiからフラッグシップのRX-7Xと、
ミドルレンジのVECTOR-Xでラインアップされています。
全体的に配色や、名前とゼッケンNo.のグラフィックが控えめなため、
使うシチュエーションやバイクを選ばないデザインだと想います。
RX-7X
MAVERICK GP3
|61,000(税別)
2019年に使用していたデザインがこのGP3です。
後頭部には「12」のグラフィックになっており、
派手さを抑えた配色になっています。
MAVERICK GP2
|61,000(税別)
2017~2018年に使用していたデザインがGP2になります。
デザインのモチーフは滑走路や戦闘機となっています。
2020年のカタログからは落ちていますが、
まだ広く在庫があるため、入手は比較的簡単です。
VECTOR-X
MAVERICK GP
|50,000(税別)
2017~2018年に使用していたデザインになります。
RX-7XのGP2と似たデザインとなっています。
2020年のカタログからは落ちていますが、
まだ広く在庫があるため、入手は比較的簡単です。
廃盤になったモデル
ビニャーレスはスズキ在籍時の2015~2016年は
別のデザインを使用しており、RX-7Xでラインナップさていました。
現在は入手困難となっていますが、一応紹介させて頂きます。
MAVERICK GP
まとめ
本記事ではMonster Energy Yamaha MotoGPマーベリック・ビニャーレスの
レプリカヘルメットを紹介させて頂きました。
ビニャーレスは2021年からの移籍が噂となっていましたが、
2020年(開幕延期中)のシーズン開幕前に2021年のヤマハ残留を決定しました。
2019年シーズン後半の成績を考えれば、
マルケスへ挑戦する資格は十分ですし、勝つことも可能だと思います。
また2021年は同じチームに、2019年に驚異的なデビューを
果たしたファビオ・クアルタラロが加わることが決まっています。
この二人の成績や関係は、ヤマハファン以外も気になるところです。
今シーズンだけでなく、今から来年が楽しみですね!
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