MotoGPではRepsol Hondaのマルク・マルケス♯93が、
2013年から6年連続でチャンピオンを獲得し一時代を築いており、
他ライダーの追随を許していないように見えます。
そんな中、2017年から3年連続でランキング2位を獲得しているのが、
Mission Winnow Ducatiのアンドレア・ドヴィジオーゾ♯04です。
ミスが少なく、クレバーなライディングで、
何度もマルケスとの直接対決を制してきたドヴィジオーゾ。
2020年も打倒マルケスの筆頭であることは間違いありません。
さて本記事では、そんなドヴィジオーゾの
レプリカヘルメットを紹介したいと思います。
・SUOMYってどんなメーカー?
という方は是非読んでみてください。
目次
アンドレア・ドヴィジオーゾってどんなライダー?
本項では、簡単にドヴィジオーゾの紹介をしたいと思います。
ドヴィジオーゾは1986年3月23日生まれのイタリア出身のライダーです。
世界選手権のキャリアは2001年の125ccのワイルドカード参戦でスタート。
2008年にMotoGPクラスへ昇格、翌年にはホンダワークスへ抜擢されます。
ホンダの体制変更の中、2012年にはTech 3 Yamahaへ移籍。
サテライトチームながらランキング4位と結果を残し、
2013年からドゥカティワークスのシートを確保しています。
ライダーとしての特徴は、タイヤマネージメントが上手いライダーとして知られています。
またブレーキングの名手であり、加減速に強いドゥカティの特徴もあり、
バトルにも強く、特にレース終盤のバトルではとても強いライダーです。。
例えば、2017年オーストリアGP、2019年オーストラリアGPでは、
ファイナルラップの最終コーナーで勝負し、トップチェッカーを受けています。
▼2017年オーストリアGPではインを突いたマルケスをクロスラインでオーバーテイク
▼2019年オーストラリアGPではマルケスのインを突いてオーバーテイク
近年のドゥカティは安定した成績を残していますが、
ドヴィツィオーゾ移籍時のドゥカティはやや低迷が続いていました。
そのドゥカティを今の地位にしたのはドヴィジオーゾの力も大きいと推測します。
ランキングも安定して高いことからも、
セッティング能力と開発能力が高いライダーと言えると思います。
なおゼッケンNo.は04です。
これはドヴィジオーゾの好きなライダーがケビン・シュワンツですが、
シュワンツのゼッケンNo.34は永久欠番で選択できないためです。
なおホンダワークス時は4を選択していましたが、2013年から04を選択しています。
SUOMYってどんなメーカー?
SUOMYは1997年にイタリアで創業された
ヘルメットメーカーになります。
2000年にはドゥカティと業務提携を結び、
レースの世界でもSUOMYユーザーを増やし続けています。
日本ではエトスデザインを母体とする、
SUOMYヘルメットジャパンがブランド運営をしており、
日本特別仕様として、SG規格の取得、
日本人仕様の内装が用いられています。
現在のMotoGPにおいては、
ドヴィジオーゾとAlma・Pramac・Racingの
フランチェスコ・バニャイア♯63が使用しています。
過去には「皇帝」とも呼ばれた、
マックス・ビアッジも使用していました。
MotoGP以外のカテゴリーでも多くのライダーが使用しており、
オフロードレースにも多くの使用者がいるメーカーです。
ちなみにアレイシ・エスパルガロ♯41が使用するKYTは、
インドネシアのヘルメットメーカーですが、
デザインはSUOMYが行っている、といった繋がりもあります。
購入できるアンドレア・ドヴィツィオーゾのレプリカヘルメット
本項では現在購入できる、
ドヴィツィオーゾのレプリカヘルメットを紹介します。
なお全てのモデルに白い馬と黒い馬のグラフィックがありますが、
これは白い馬が理性、黒い馬が感情を意味します。
理性的すぎると指摘を受けたドヴィジオーゾが、
感情を大切にするために、このグラフィックにしたそうです。
またいくつかのモデルにはDESMO DOVIとありますが、
これはドゥカティのMotoGP車両名(デスモセディチ)や
エンジンバルブの強制開閉機構(デスモドロミック)の名前に、
使われている「デスモ」と愛称の「ドヴィ」を合わせたものです。
SR-SPORT CARBON -REPLICA-
SUOMYのフラッグシップであるSR-SPORTの
主材料をカーボンとしたヘルメットです。
▲カーボン ドヴィジオーゾ
\88,000(税別)
SR-SPORT
SUOMYのフラッグシップとなるヘルメットです。
特徴としては、シェルはSUOMY独自のTRICARBOCOと呼ばれるFRPになっています。
これはケブラー、カーボン、アラミドの各繊維を合わせ、
その長所を活かすことで、軽量かつ強度を高めた材になっています。
ヘルメット後方にはスポイラーが付いていますが、
300km/h以上で仕様も想定された形状となっています。
なおドヴィジオーゾをはじめ、各ユーザーがレースで使用しているヘルメットは、
市販形状と大差が無いように見えますし、追加パーツも無いようです。
▲ドヴィジオーゾGP DUCATI
\70,000(税別)
▲ドヴィジオーゾ スタリオン
\70,000(税別)
▲ドヴィジオーゾGP
\69,000(税別)
▲ドヴィジオーゾNB
\69,000(税別)
SPEEDSTAR
SUOMYのラインナップの中で、ツーリングに適したモデルがSPPEDSTARです。
シェルの材質はSR-SPORTと同じくTRICARBOCOを採用。
その他必要な快適装備が設定されていますが、
最大の特徴はインナーバイザーが採用されていることです。
重量やサイズといったネガはありますが、使い勝手は大きく向上しています。
▲ゼロフォー マット
\55,000(税別)
まとめ
本記事では、アンドレア・ドビィジオーゾのレプリカヘルメットを紹介しました。
ドヴィジオーゾはバトルも多く、見ていて面白いライダーですし、
派手さはないものの応援したくなるライダーであることは間違いありません。
気になった方は是非検討してみてください。
▽この記事が参考になった方は下記をポチっとお願いします。参考にならなかった方は怒りを鎮めるためにもポチっとお願いします。
にほんブログ村