どうも!ヘルメットログ管理人(@helmetlog)です!
今年も、我々バイク通勤者からすると忌々しい夏がやってきましたね。
冬は雪さえ降らなければ厚着すれば問題ないですが、夏は対策のしようがない。
そう思っていた時が僕にもありましたが、対策ありました!
それが空調服です!!
本記事では実際に空調服を購入した管理人が
バイク通勤で使用してみた感想を紹介したいと思います。
目次
空調服とは
空調服とは服に外気取り込み用のファンが取り付けられた服になります。
着るだけで涼しく感じ、熱中症対策にもなるというスグレモノです。
原理としては、空調服と身体の間に積極的に外気を取り込み、
身体表面の汗の気化熱により涼しく感じる、というものだそうです。
実際、夏場の工事現場でが作業者さんが多数着用しているのを見かけますし、
管理人が家のエアコン清掃を依頼した時、作業者さんが着てまして、
エアコン無しの部屋で快適そうに作業していたのが印象的でした。
ということで、これはバイク通勤にうってつけ装備では?ということで導入しました。
購入した空調服
空調服を購入する時は、服とファンが別売りになっていることが一般的なので注意が必要です。
管理人近所のホームセンターで空調服とファンを購入しました。
値段としてはセットで5,500円くらいでした。なかなかの出費ですね。
モバイルバッテリーはヒートベストの時に使用していた物をそのまま使用していますが、
モバイルバッテリーも購入するとなると更に出費が増えます。
△購入した空調服
ライディングジャケットの下に着用するつもりですし、
腕のべた付きが気になっていたため、半袖タイプを選択しました。
なお、アマゾンで買うならこの辺りの空調服とファン、モバイルバッテリーが
管理人が持っているスペックに近いと思います。
実際に使った感想
では使った感想です。
前提として管理人の使用環境は、バイク通勤50分。
バイパスを5分程度で、あとは市街地走行、といった環境です。
ファンの風量はHighのみで評価しています。
感想としては「無いよりはマシ」というものでした。
まず、空調服の上に更に服を重ねると、効果は半減どころではなく落ちます。
これは空調服のファン部分に服が張り付き、空気が取り込めなくなるためです。
予想は出来ていましたが、ここまで空気は取り込めないとは思っていませんでした。
ジャケットの裾をまくり、ファン部分を露出させて走行させてみましたが、
30km/h以上だと効果を感じませんでした。
停止しようと30km/h以下になると効果を感じるようになりますが、
ハッキリと「涼しい」と感じるレベルではないため、
停車中に効果を忘れてしまうレベルでした。
停車中の効果も腰回りに少し涼しさを感じますが、
首元や腕回りまで風は感じられませんでした。
これはジャケットの締め付けで空気を取り込めてない可能性と、
道路上周辺の気温が高すぎる可能性があります。
なおバッテリーの消費量については、Highだと5時間程度使用可能でした。
参考ですが、ヒートベスト使用時は、同じバッテリーを使用しMaxで7時間半使用可能でした。
注意点
バイク通勤で空調服を導入する注意点を紹介します。
・空調服とファンとモバイルバッテリーが必要である。
⇒全部導入する際の出費は最低でも7,000円程度。
・ジャケットの下に空調服を着ると、効果は半減どころではなく低下する。
⇒本来は一番上に着用する物なのでしょうがないですが。。。
・ジャケットの下に導入する時は、ゆったりしたサイズのジャケットにする。
⇒空気を行き届くように、全体のサイズ感は重要。
また空気の取り込みやすさに影響するため、裾の長さ、裾の間口が広さに注意する。
・重量が結構ある
⇒負担に感じるレベルではありませんが、ファンはそこそこ重量があります。
またモバイルバッテリーの重量もあります。1日中着用する人等は注意してください。
まとめ
本記事では管理人がバイク通勤に空調服を導入した感想をまとめました。
現状では「求めていた効果は得られていない」という結論になってしまいます。
空調服の上に作業着などを着る際は、ファンの空間を確保するために、
スペーサーを設置する方法があるようです。
万年金欠の管理人としては、せっかくの出費が無駄になったとは認めたくないので、
スペーサーを導入して、実用化にこぎつけたいと思います。
次記事では、スペーサーを導入し、その効果を紹介したいと思います。
ここまでお付き合い頂きありがとございました!