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ヘルメット選びのヒント

【実録】管理人ヘルメットを買う

投稿日:2019年12月22日 更新日:

「ヘルメットが無ければ即死だった」とは某エースパイロットの名言?ですが、
管理人がヘルメットを新調する際のことを紹介したいと思います。
折角なので経緯であるとか、判断基準を説明したいと思います。

 

経緯

まあ経緯もクソも無いんですが、単純に今使用しているヘルメットが劣化したことが理由です。
2014年秋にポスターと形状に一目惚れして購入したKabutoのRT-33ですが、モールは剥がれた物を再接着、
内装はボロボロ、と完全に天寿を全うした装いとなっています。

▼管理人が一目惚れしたRT-33のポスター

格好は良いですし、軽いですし、被り心地は良いし、ECE規格も通ってるし、
Kabutoだし、安いし、と大変気に入っていたため、新調の検討は困難を極め、1年くらい悶々と悩んでいました。
「そんなに気に入ってるならまたRT-33買えよ」と言われそうですが、そんな身も蓋も無いこと言う人は嫌いです。

 

判断基準

ヘルメットの新調にあたって条件は下記の通りでした。

①フルフェイスであること
②ソリッドの白であること
③エマージェンシータブが付いている
④値段よりも安全性
⑤RT-33と同程度の重量

それぞれについて理由を解説したいと思います。

 

①フルフェイスであること
安全性を考慮するとフルフェイスである事は絶対に外せませんでした。
また「複数を使い分ける」ということを想定していなかったため、1個で全てを賄う必要があった事も理由です。

▼ヘルメットの種類について解説した記事はこちらです

【一発で分かる】オートバイ用ヘルメットの種類(タイプ)について

 

②ソリッドの白であること
通勤で使用することから、夜間の視認性を考えると白がベストです。
都市部なら気にならないかも知れませんが、田舎の夜道を走るライダーには、他者からの視認性は重要な判断基準と思います。
なお単色は飽きが来ない、パール系は好きでは無い、というのも理由です。

 

③エマージェンシータブがついてる
事故に巻き込まれた際、ヘルメットを脱がせるのは難しく、
また頸椎等にダメージがある際、それらの箇所に影響無く第三者が脱がせるのは至難の技です。
エマージェンシータブが有ればそれらが容易になります。
自分がヘルメット脱着で予後が変わるような状況に置かれた時を考えると、「無いよりあった方が良い装備」だと思いました。
ちなみにRT-33には有りません。

※ちなみに各社で呼び名が違います。
Arai:エマージェンシータブ
Shoei:エマージェンシータブクイックリリースシステム(E.Q.R.S.)

 

④値段よりも安全性
「ヘルメットの値段は命の値段」とバイクに乗り始めた時先輩に言われましたが、
管理人にとっては、年間1万キロ程度は被る物なので安全性は当然重要です。
「トラックに踏まれれば一緒」とか「結局首やっちゃえば一緒」と言われればそこでお仕舞いなんですが、
「万が一の時により後悔が少ない選択」をしたいなと考えました。
例えば値段で選んで事故の後「少しくらい高くても安全な方にしとけば良かった。。。」というの嫌だなということです。

▼ヘルメットの規格について解説した記事はこちらです

【安全性が分かる】ヘルメットの規格をまとめました!

 

⑤RT-33と同程度の軽さ
RT-33の良い点に「軽い」という点があります。
通勤で使用する事から、体への負担を考えると同程度の重量である事は必要です。
また事故時の衝撃についても、軽い方が体への負担は減るため、必須の条件です。

 

結局購入したのは。。。

散々悩みました。ユリアを手にかけようとするラオウの如く悩みました。
色々な人に話しを聞いたり、借りたりした結果、決めました。
ユリアを仮死状態にしたラオウの如く決めました。

▼そうだ、AraiのRX-7Xにしよう

決め手となった点と最後まで悩んだ点は下記です。

 

☆良い点
①SHARPの成績が良い
下記の記事でも紹介していますが、SHARPの成績が優秀でした。
RT-33は☆四つでしたが、RX-7Xは☆五つです。

▼SHARPについて解説した記事はこちらです

【ヘルメット安全性を比較】SHARPについて解説

 

②Mサイズが被れる
RT-33はLサイズ、SHOEIはLサイズなのに、何故かアライはMサイズが被れます。
サイズが小さいということは軽さや空力の面で有利です。
また収納等でも有利になります。
被った時も頭でっかちになりにくく、スタイルが良く見える点もメリットかと思います。

 

★悪い点
①形
Araiは「転倒の衝撃を受け流す(かわす)」という考えのため、丸みが強い形状となっています。
管理人の好みはSHOEIやKabutoのように、前後に細長い形状のため悩みました。
結局はAraiの「かわす」という考えに共感したため、納得して購入しました。

 

②値段
5年前にRT-33を3万円強で買った身としては、ヘルメットに5万円弱はかなり勇気が必要でした。
結局は安全性を考えて購入。
ただしフィッティングも現物確認も不要だったため、安く購入するためにネットで購入しました。

▼購入方法の選び方について解説した記事はこちらです

【ネットで買った方が良い?】ヘルメットの買い方について【店舗で買った方が良い?】

 

③重量
RT-33は1,520g前後と非常に軽量です。一方、RX-7Xは1,640g前後と若干重いです。
ただし実際被って走行する機会がありましたが、あまり気にはなりませんでした。
これはフィッティングの影響もあるかもしれません。最終的には納得して購入しました。

 

まとめ

ということで、無事ヘルメットが決まりました。
長くなってしまったので、RX-7Xの感想は別の記事にしたいと思います。
実際他のライダーがどうやってヘルメットを選んでいるか知る機会は少ないと思います。
今回、最も伝えたいことは「要件をまとめ、優先順位をつけて選択する方が良い」ということです。
要件とその優先順位がハッキリしていれば選択は非常に楽なります。
管理人の場合は「安全性」が最重要だったため、今回の選択に至りました。
皆さんも是非「要件」「優先順位」を意識してヘルメットを選んでみてください。
この記事が皆さんのヘルメット選びの参考になれば幸いです。

 

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ヘルメットログの管理人です。
二輪業界の極東に生息しています。Arai信者のKabuto贔屓です。
ヘルメットの使用遍歴はMHR・TOP⇒Kabuto・Aeroblade3⇒Arai・Astro IQです。現在はKabuto・RT-33、Arai・RX-7X、SHOEI・VFX-Wを併用しています。