先日、Araiの限定品であるマン島TT仕様のヘルメットを紹介させて頂きました。
記事の作成にあたり、管理人にも一つ発見がありました。
それは他のメーカーからもマン島TT仕様のヘルメットが販売されていることです。
その販売しているメーカーはBELLです。
取り扱っている販売店も少ないですし、
国内のレースや海外のロードレースでの露出も少ないことから、
BELLの名前しかしらない人も多いと思います。
そこで本記事では、
・BELLのマン島TT仕様のヘルメットについて
を紹介させて頂きます。
「マン島TT仕様は欲しいけどAraiはちょっと。。。」という方や、
「BELLって名前だけは知っているけど。。。」という方は是非読んでみてください。
▼Araiのマン島TT仕様ヘルメットを紹介した記事はこちらです。
目次
BELLとは
そもそもBELLの説明を簡単にさせて頂くと、
アメリカにあるVista Outdoorの子会社であるBell Sportsのヘルメットブランドになります。
歴史としては、1923年に母体となるBell Auto Partsを設立。
その後加わったロイ・リクターが1954年に初めてレースカー用ヘルメットを発表。
1956年にはBell Helmet CompanyをBell Auto Parts内に設立します。
バイク用のヘルメットとしては、1968年に最初のフルフェイスヘルメットとしてSTARを発表、
1971年には最初のオフロードフルフェイスヘルメットを発表しています。
日本ではバイクパーツ等で有名なアクティブが代理店となっています。
日本では自転車のヘルメットも有名ですが、
海外のオフロードレースでは多くのライダーがBELLのヘルメットを使用しています。
たとえばAMA-SX/MXではMXの450ccクラス三連覇中の
Monster Energy Kawasakiのイーライ・トマック#3が使用しています。
なお、2020年よりMotoGPクラスにKTMファクトリーから参戦するブラッド・ビンダーは、
2019年(Moto2クラスに参戦)まではBELLのヘルメットを使用していました。
2020年からはHJCのヘルメットを使用するため、MotoGPクラスでBELLのロゴを見る機会はなくなりましたが、
今後MotoGPクラスでBELLを使用するライダーが出てくることを期待したいと思います。
一方、四輪レースではトップブランドの一つとして国内外で認識されています。
F1でも現在使用しているドライバーもいますし、2019年はトップシェアでした。
▼HJCのヘルメットについて紹介した記事はこちらです。
BELLのマン島TT仕様ヘルメット
では本項でBELLのマン島TT仕様のヘルメットを紹介させて頂きます。
現在購入可能なマン島TT仕様のヘルメットは、STAR MIPS DLX、QUALIFIER DLX MIPS、SRTです。
下記に画像で紹介します。
STAR MIPS DLX
BELLのフラッグシップであるSTARシリーズに衝撃吸収内装のMIPSを追加したモデルになります。
ヘルメット後部にエアロパーツもついており、スタイリッシュなデザインのヘルメットとなっています。
QUALIFIER DLX MIPS
パターン①
パターン②
BELLの中ではミドルレンジのQUALIFIERに衝撃吸収内装のMIPSを追加したモデルになります。
安全性も高く、値段も手頃なので初めてのBELLにオススメです。
またマン島TT仕様のカラーリングが2種類あることも特徴です。
SRT
価格帯が低く、エントリーモデルのヘルメットになります。
「取りあえずBELLのヘルメットが欲しい」という方にオススメです。
注意点
BELLのマン島TT仕様のヘルメットを紹介させて頂きましたが、1点注意点があります。
それは「国内仕様は存在しない」点です。
国内の代理店はアクティブが担っていますが、
アクティブのHPには今回紹介した製品の記載は有りません。
したがって国内で手に入れるには、輸入しているショップから購入するか、
自分で海外通販(個人輸入)するしか方法がありません。
その際、海外製品はPSCマークが無いことも注意が必要です。
使用には全く問題有りませんが、仮に製品の欠陥に起因する事故があった場合、
保証をスムーズに受けることが出来ない可能性があります。
(アクティブから販売されている製品はPSCマークがあります。)
▼PSCマークについては下記記事内で解説しています。
まとめ
本記事では、BELLのマン島TT仕様のヘルメットを紹介しました。
管理人は、マン島TT仕様のヘルメットはAraiだけ、と思っていたので、
発見したときは驚きました。
個人的には、BELLのSTARシリーズの形状は好きなので、かなり欲しいです。
また、AraiはRX-7Xのみマン島TT仕様がありますが、
BELLは3シリーズで展開されていることも驚きでした。
それだけBELLにとってマン島TTは重要なのかもしれませんね。
本記事がヘルメット選びの参考になれば幸いです。
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