どうも!ヘルメットログ管理人(@helmetlog)です!
2020年のMotoGPは、開幕延期や開幕前の契約更改等の話題の中でスタートしましたが、
Team SUZUKI ECSTARのジョアン・ミル#36の優勝で幕を降ろしました。
多くのレース優勝者がいる混迷のシーズンとなっていましたが、
そんな中で最多タイの3勝をマークしたのがペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロ♯20です。
MotoGPクラスのデビューシーズンである2019年は大きなインパクトを残したクアルタラロ。
2021年にはヤマハファクトリーからの参戦も決定しています。
そこで本記事では、今シーズン以降大注目のライダーである
ファビオ・クアルタラロ♯20の経歴とヘルメットについて紹介します。
・ファビオ・クアルタラロが使用しているヘルメットが知りたい
という方は是非読んでみてください。
ちなみにMotoGPライダーが使用するヘルメットメーカーをまとめ記事はこちらになります。
良かったら読んでみてください。
ファビオ・クアルタラロってどんなライダー?
本項では、簡単にファビオ・クアルタラロの紹介をしたいと思います。
クアルタラロは1999年4月20日生まれ、フランスのニース出身のライダーになります。
キャリアのスタートはフランスになりますが、2007年にはスペインへ移住しています。
2013年からはCEV(スペイン選手権)のMoto3クラスへ参戦。
参戦初年度に2007年のステファン・ブラドル♯6(HRCテストライダー)以来の
スペイン人以外のチャンピオン、かつ最年少チャンピオン記録を更新します。
ちなみにそれ以前の最年少チャンピオンはアレイシ・エスパルガロ♯41(アプリリア)でした。
2014年は年齢の問題(世界選手権へは16歳以上でなけれな参戦できない)があり世界選手権にいかず、
CEVに参戦しタイトルを連覇します。
ちなみに、このクアルタラロの活躍もあり、翌年以降、CEV Moto3のチャンピオンは、
年齢を問わずMoto3の世界選手権に参戦できることとなりました。
そのため2015年には15歳ながら(シーズン中に16歳になる)、満を持して世界選手権のMoto3クラスにデビュー。
2戦目で初表彰台、3戦目で初ポールを獲得するなど、順調な滑り出しを見せます。
しかしシーズン途中で転倒により骨折。その後は怪我の影響もあり、
優勝はなく、ランキング10位でシーズンを終えます。
2016年はチームの移籍をし、Moto3クラスに参戦。
チャンピオンの有力候補に推されますが、不本意なレースが続き、
ランキング13位とやや成績を落とす結果となりました。
2017年にはMoto2クラスへ昇格。成績は奮わずとも、印象的なスピードを示していたためと思います。
しかし2017年は6位が最高位のランキング13位と印象的とはいえない成績に終わりました。
2018年はチームの移籍をしてMoto2クラスに参戦。
シーズン中盤以降に初優勝を果たす等し、ランキングは10位に終わるも、
翌年のMotoGPクラス昇格が決まります。
2019年MotoGPクラスにPetronas Yamaha SRTから参戦。
新人でありながら、2位を5回、3位を2回獲得し、ポールポジションを6回獲得する偉業を成し遂げます。
最年少のポールシッターとなり、あとは優勝だけでしたが、それは翌年お預けとなりました。
2020年は開幕前に翌年のファクトリー昇格が決まると、開幕から二連勝。
しかし好不調の波が大きく、以降は1勝しシーズン最多勝タイとなりますが、
年間ランキングは8位に沈みました。
2021年はファクトリーライダーとして前年以上の成績はもちろん、
チャンピオン争いへの参加を期待されています。
クアルタラロの特徴としては、「とにかくブレーキングがうまい」です。
車体を暴れさせず、高い減速度を発揮させる点が特徴的です。
より具体的な内容は、青木宣篤氏がヤングマシンのWEBサイトのコラムで解説されてますので、是非読んでみてください。
WEBヤングマシン:発見!クアルタラロのスーパーオーバーラップ走法【’20MotoGP要注目】
クアルタラロはゼッケンナンバーは20を使用しています。
誕生日が4月20日であることから、誕生日にちなんでいるようです。
また愛称は「el diablo」となっています。レーシングスーツのお尻にプリントされており、国際映像にも頻繁に写っています。
この「el diablo」はスペイン語ですが、英語にすると「the devil」となっています。
これは幼い頃からスペインを主戦場とし、スペインで勝ちまくったため付いた愛称だそうです。
ファビオ・クアルタラロの使用ヘルメットについて
クアルタラロは2015年から2017年はSHOEIのヘルメットを使用、
2018年はKYTのヘルメットを使用し、2019年以降SCORPIONのヘルメットを使用しています。
なおクアルタラロのヘルメットのグラフィックはDrudi Performanceが担当しています。
Drudi Performanceのfacebookには2020年仕様のヘルメットの写真は1枚でした。
デザインは基本的に変わっていないため、2019年使用のヘルメットの写真を紹介します。
▲2020年仕様のヘルメット
▲2019年仕様のヘルメット
基本的には、2019年仕様のデザインに飲料メーカーのMonsterのロゴが追加されているのみです。
色使いはシンプルですが、頭頂部には悪魔がデザインされており、
以外と主張の強いデザインであることが分かります。
ちなみに本サイトでSCORPIONについてまとめた記事はこちらです。
レプリカヘルメットについて
SCORPIONからはクアルタラロのヘルメットがラインナップされています。
数量限定となっていましたが、海外サイトを中心にまだ在庫はあるようです。
興味がある方は探してみてはいかがでしょうか?
▲SCORPION EXO-R1 AIR
まとめ
本記事では2021年には更なる飛躍が期待されるファビオ・クアルタラロの経歴とヘルメットを紹介しました。
2020年シーズンは中盤から精神面からくると思われる安定感の欠如もあり、
シーズン序盤の期待通りではなかったかもしれませんが、シーズン終了後にはメンタル強化を始めるなど、弱点の克服に努めています。
予選等の一発タイムの速さで現役トップクラスのクアルタラロ。
2021年にはヤマハファクトリーからの参戦となることから、今まで以上にマシン開発能力も問われることとなります。
より強いプレッシャーに晒されることになりますが、上手く対応すれば、
大きな戦闘力を得ることができます。
2021年のクアルタラロの成績から目が離せません!!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
ちなみにヘルメットやプロテクターの購入資金が…という方は以下の記事がオススメです。
⇒購入資金を捻出する方法
▽この記事が参考になった方は下記をポチっとお願いします。参考にならなかった方は怒りを鎮めるためにもポチっとお願いします。
にほんブログ村