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【AGV】ジョアン・ミルのヘルメットまとめ

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どうもヘルメットログ管理人(@helmetlog)です!

2020年のMotoGPは第7戦終了時点で、優勝者が6人となっており、
ランキングもトップから4ポイント差に4人の大混戦となっています。
その中でもサプライズはTeam SUZUKI ECSTARジョアン・ミル♯36が、
トップから4ポイント差の4位となっていることかもしれません。

管理人はチームとしてはスズキを応援しているため、ミルとアレックス・リンス♯42は当然好きでしたが、
ミルに関しては正直「スズキで走っている」ということ以外に、好きな理由はありませんでした。

しかし第6戦と第7戦のイタリア・ミサノ連戦での連続表彰台獲得、
特に大胆かつクリーンで鮮やかなパッシングシーンを見た瞬間、とても好きなライダーの一人となりました。

そこで本記事では、これから大注目のライダーである
ジョアン・ミル♯36の経歴とヘルメットについて紹介します。

・ジョアン・ミルがどんなライダーか知りたい
・ジョアン・ミルが使用しているヘルメットが知りたい

という方は是非読んでみてください。

ジョアン・ミルってどんなライダー?

本項では、簡単にジョアン・ミルの紹介をしたいと思います。

ミルは1997年9月1日生まれ、スペイン出身のライダーになります。

ミルはレッドブル・ルーキーズカップ、CEV(スペイン選手権)を経て、
世界選手権のデビューは2015年のMoto3スポット参戦になります。
2016年からはMoto3クラスにフル参戦を開始。
初年度に総合5位を獲得すると、2年目の2017年にはチャンピオンを獲得。
翌年Moto2クラスにステップアップすると、シーズン途中に翌年のMotoGPクラスへの昇格を発表。
シーズンでは表彰台を4回獲得し、総合6位を獲得しています。
2019年からはMotoGPクラスへスズキファクトリーから参戦しますが、
第10戦チェコGPで転倒し負傷したため2戦を欠場。
大事な学習の機会を逃しますが、終盤に向け成績を上げていき、
シーズン終盤は5位フィニッシュを果たすなど、トップ10の常連となりました。
2020年は7戦終了時点で開幕戦はミスで転倒リタイアがありましたが、
その後は一度他ライダーの転倒に巻き込まれた以外は、5位以内で完走しており高い安定感を誇っています。

ミルの特徴としては、「パッシングが上手い」という点があります。
これはブレーキングが上手いことに起因していますが、
前のライダーのインにスルスルっと入っていきながらも、相手のラインを残したクリーンなパッシングが多いです。
▼第6戦 最終ラップのパッシング

▼第7戦 終盤でのパッシング
https://youtu.be/nKT3NlS_EG0

また「追い上げが得意」というのがあります。
これは「周囲のライダーを観察する能力が高い」ことと、
「レース組み立てる精度が高い」ことを意味しています。
周囲のライダーと自分の差を冷静に把握し、
高い精度でレースを組み立てることが後半の追い上げに繋がっています。

ゼッケンナンバーは36を使用しています。
公式HP曰く「バレンティーノ・ロッシに憧れていた」ようなので、
ロッシの46を意識したと思われます。
2015年のMoto3参戦時から一貫して36番を使用しています。

ジョアン・ミルの使用ヘルメットについて

ミルは2015年にはSCORPIONのヘルメットを使用、
2016年から現在に至るまで、AGVのヘルメットを使用しています。
なおミルのヘルメットのグラフィックがStarlineが担当しています。

2020年仕様のヘルメットのみの写真はなかったため、
ヘルメットのカラーリングが分かる画像を引用します。

(引用:Starline Facebook)


(引用:SUZUKI Racing HP)

基本的には2019年仕様の配色違いとなっているようです。
具体的にはセンターから左右の後方に流れるツノの色が黄色から青に。
ライン以外の場所が青系からシルバーへ変更されています。

2019年仕様についてはヘルメットのみの画像がありましたので、
StarlineのFacebookから引用します。

レプリカヘルメットについて

AGVからはミルのレプリカヘルメットもラインナップされています。
ただし2019年モデルの配色なので、その点は注意が必要です。

AGV CORSA R

関連記事:AGVのヘルメットを安く買う方法について考えてみた

まとめ

本記事では2020年成長著しいジョアン・ミルの経歴とヘルメットを紹介しました。

安定感が抜群、かつパッシングと追い上げが上手いライダーであることから、
レース終了まで期待が持てるライダーでもあります。
またパッシングが大胆かつクリーンならので“魅せる”ライダーとも言えると思います。

恐ろしいのは、これでまだMotoGPクラス二年目だという点です。
ということは、まだまだ伸び代のあるライダーでもあります。
2021~2022年はチームの残留も決まっているので、
マシンへの学習が更に進み、成績も伸びていくかもしれません。

今後要注目のライダーだと思います!

最後まで読んで頂きありがとうございます!
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