ヘルメットを選ぶ際、性能や価格はもちろんですが、
「好きなライダーと同じ物を使用したい」という考えもあると思います。
そこで本記事では、motoGPの2020シーズンにエントリーしているライダーの
使用するヘルメットのメーカーとシェアを紹介したいと思います。
目次
おさらい(2019シーズンの使用メーカーについて)
まずはおさらいとして、2019シーズンの各ライダーが使用するヘルメットのメーカーをまとめました。
ライダーの左の数字はパーソナルナンバー、赤字のライダーはワイルドカードで参戦したライダーになります。
チーム | コンストラクター | 2019 | ||
アプリリアレーシング・チーム・グレシーニ | アプリリア | 29 | アンドレア・イアンノーネ | HJC |
38 | ブラッドリー・スミス | SHOEI | ||
41 | アレイシ・エスパルガロ | KYT | ||
アルマ・プラマック・レーシング | ドゥカティ | 43 | ジャック・ミラー | AGV |
63 | フランチェスコ・バニャイア | SUOMY | ||
ミッション・ウィノウ・ドゥカティ | 4 | アンドレア・ドヴィツィオーゾ | SUOMY | |
9 | ダニロ・ペトルッチ | X-lite | ||
51 | ミケーレ・ピロ | KYT | ||
リール・アビンティア・レーシング | 17 | カレル・アブラハム | NHK | |
53 | ティト・ラバト | Arai | ||
LCRホンダ イデミツ | ホンダ | 30 | 中上貴晶 | Arai |
LCRホンダ カストロール | 35 | カル・クラッチロー | HJC | |
レプソル・ホンダ・チーム | 6 | ステファン・ブラドル | X-lite | |
93 | マルク・マルケス | SHOEI | ||
99 | ホルヘ・ロレンソ | Shark | ||
レッドブルKTMファクトリーレーシング | KTM | 5 | ヨハン・ザルコ | Shark |
44 | ポル・エスパルガロ | AGV | ||
66 | ミカ・カリオ | HJC | ||
レッドブルKTMテック3 | 55 | ハフィズ・シャーリン | Shoei | |
88 | ミゲル・オリベイラ | Shark | ||
チームスズキ・エクスター | スズキ | 36 | ホアン・ミール | AGV |
42 | アレックス・リンス | Nolan | ||
50 | シルバン・ギュントーリ | Shark | ||
モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGP | ヤマハ | 12 | マーベリック・ビニャーレス | Arai |
46 | バレンティーノ・ロッシ | AGV | ||
ペトロナス・ヤマハSRT | 20 | ファビオ・クアルタラロ | SCORPION | |
21 | フランコ・モルビデリ | AGV |
シェアとしては下記の通りです。()内の数字はワイルドカード参戦ライダーの使用数です。
AGV | 5 |
SHARK | 3(1) |
Arai | 3 |
HJC | 2(1) |
SHOEI | 2(1) |
SUOMY | 2 |
KYT | 1(1) |
X-lite | 1(1) |
NHK | 1 |
NOLAN | 1 |
SCORPION | 1 |
X-liteはNOLANのブランドですが今回は分けてカウントしています。
なおアレックス・リンスはNOLANのヘルメットを使用していますが、物はX-liteのX-803になります。
ヘルメットに関するトピックとしては、シーズン開幕前にクラッチローがAraiからHJCに変更があります。
HJCは2018年シーズン開幕前にも、イアンノーネがAGVから変更しており、着実にシェアを伸ばしています。
また唯一のSCORPIONユーザーであったアルバロ・バウティスタがSBKに移籍、
代わりに新たなSCORPIONユーザーとしてファビオ・クアルタラロが加わりました。
2020シーズンの各ライダー使用ヘルメットメーカー一覧
2020シーズンの各ライダー使用ヘルメットメーカーについては、下記の表にまとめました。
まとめているのはレギュラーライダーのみであり、テストライダーは含んでいませんので注意してください。
青字のライダーは2020シーズンからmotoGPに参戦するライダーです。
ブラッド・ビンダーはmoto2でパーソナルナンバーとして#41を使用していましたが、
motoGPでは既にアレイシ・エスパルガロが使用しています。
2020シーズンに使用するナンバーが分かり次第更新します。
チーム | コンストラクター | 2020 | ||
アプリリアレーシング・チーム・グレシーニ | アプリリア | 29 | アンドレア・イアンノーネ | HJC |
41 | アレイシ・エスパルガロ | KYT | ||
アルマ・プラマック・レーシング | ドゥカティ | 43 | ジャック・ミラー | AGV |
63 | フランチェスコ・バニャイア | SUOMY | ||
ミッション・ウィノウ・ドゥカティ | 4 | アンドレア・ドヴィツィオーゾ | SUOMY | |
9 | ダニロ・ペトルッチ | X-lite | ||
リール・アビンティア・レーシング | 5 | ヨハン・ザルコ | Shark | |
53 | ティト・ラバト | Arai | ||
LCRホンダ イデミツ | ホンダ | 30 | 中上貴晶 | Arai |
LCRホンダ カストロール | 35 | カル・クラッチロー | HJC | |
93 | マルク・マルケス | SHOEI | ||
73 | アレックス・マルケス | SHOEI | ||
レッドブルKTMファクトリーレーシング | KTM | 41 | ブラッド・ビンダー | BELL |
44 | ポル・エスパルガロ | AGV | ||
レッドブルKTMテック3 | 55 | イケル・レクオナ | Shark | |
88 | ミゲル・オリベイラ | Shark | ||
チームスズキ・エクスター | スズキ | 36 | ホアン・ミール | AGV |
42 | アレックス・リンス | NOLAN | ||
モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGP | ヤマハ | 12 | マーベリック・ビニャーレス | Arai |
46 | バレンティーノ・ロッシ | AGV | ||
ペトロナス・ヤマハSRT | 20 | ファビオ・クアルタラロ | SCORPION | |
21 | フランコ・モルビデリ | AGV |
シェアとしては下記の通りです。
AGV | 5 |
SHARK | 3 |
Arai | 3 |
HJC | |
SHOEI | 2 |
SUOMY | 2 |
KYT | 1 |
X-lite | 1 |
NOLAN | 1 |
SCORPION | 1 |
2019シーズンに引き続きシェアのトップはAGVでした。
2020シーズンはハフィズ・シャーリンがmoto2に移籍しましたが、アレックス・マルケスの昇格に伴いSHOEIはシェアを維持。
ホルヘ・ロレンソが引退するもイケル・レクオナの昇格によってSHARKもシェアを維持しています。
ただしカイル・アブラハムが使っていたNHKについては、2020シーズンはユーザーがいない見込みです。
2020シーズンのヘルメットに関する最大のニュースはBELLユーザーのブラッド・ビンダーがmotoGPに昇格したことです。
motoGPでBELLユーザーが走るのは、前回はちょっと思い出せません。
F1等の四輪では実績十分のBELLですので、2020シーズンは注目だと思います。
ブラッド・ビンダーはシーズン前のテストでHJCを使用していました。
記事と表を訂正させて頂きます。[2020.2.17更新]
まとめ
昨年は年末年始にカル・クラッチローのメーカー変更が発表されました。
そのため、今年もシーズン開幕までは分からないところもあります。
またニュースがあれば随時更新したいと思います。
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