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あご紐をしっかり結束する重要性について

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サイズがぴったりの安全性の高いヘルメットを購入したとしても、
その安全性を最大限発揮するには、もう一段階必要です。
それは正しく被ることです。
特にあご紐については重要性を理解する必要があります。
本記事ではあご紐を正しく重要性について解説したいと思います。

あご紐の重要性

まず、あご紐の重要性を説明したいと思います。
イメージはしにくいかもしれませんが、事故の衝撃はとても強く、
場合によってはヘルメットは脱げてしまうケースもあります。
転倒だけで脱げることはなくても、何かと接触して脱げるケースもあります。
レースにおいても、他のバイクと接触してヘルメットが脱げてしまうケースもあります。
それだけ事故の際の衝撃は強いということです。

言葉だけでなくデータで説明します。
下記に警視庁が2019年9月30日にした発表を紹介します。

引用:警視庁「ヘルメットのあごひも及び胸部プロテクターの着用状況調査結果」

表は二輪車乗車中死者のヘルメット脱落状況になります。
半キャップ型やジェット型が脱げてしまうことは、
構造上覆われてる範囲少ないことから何となく理解できますが、
フルフェイスでも過去3年間の脱落率は32.7%となっています。
ヘルメット脱落が無ければ、結果が変わっていたケースもあるかもしれません。

併せて、警視庁からはあご紐の結束状況についても調査結果が発表されました。

引用:警視庁「ヘルメットのあごひも及び胸部プロテクターの着用状況調査結果」

適切でない結束(「ゆるく結束」と「結束なし」)が29.9%という結果でした。
ヘルメットの種類ごとだと、フルフェイスが15.5%、ジェット型が29.6%、半キャップが46.0%でした。

SHARP規格にベースとなる論文のCOST 327(2001)内でも、
欧州の死亡事故でのヘルメット脱落率は12%とされています。
そのため、SHARP規格でも「適切な結束が重要」とされています。

つまり適切な結束でなければ、ヘルメットの安全性を最大限引き出すことはできません。
そこで次項ではヘルメットの正しいあご紐の結束方法を紹介します。

正しいあご紐の結束方法

結束方法についてはSHOEIのWEBサイトが詳しいため引用させて頂きます。
Dリング

Dリング方式のあごひもをしっかり締めるには、あごひもの端をDリングに通して、あごひもがあなたののどに当たるまで強く引張ってください。
しっかりと締めた後、あごひもの端にあるエンドホックを合わせて、カチッと音がするまではめこんでください。エンドホックは、余ったあごひもがパタつかないようにするためのものです。あごひもをはずす時は、エンドホックをはずしてからタブを下に引くと、あごひもがゆるみ、はずしやすくなります。

ワンタッチバックル

ワンタッチ・バックル方式のあごひもをしっかり締めるには、オス金具(a)にあごひもを通した上で、メス金具とかみ合うまでしっかり差し込んでください。
この時、あごひもがあなたののどに当たるように、あらかじめあごひもの長さを調節してください。余ったあごひもは、ストラップラダーまたはストラップリングに通して留めます。あごひもをはずす時は、ワンタッチブラケットの両側のレバー(b)を押してロックを解除してください。

マイクロ・ラチェット・システム

マイクロ・ラチェット・システムのあごひもをしっかり締めるには、オス金具(c)を、メス金具とかみ合うまでしっかり差し込んでください。
この時、あごひもがあなたののどに当たるように、あらかじめあごひもの長さを調節してください。
余ったあごひもは、ストラップラダーに通して留めます。あごひもをはずす時は、バックルのレバー(d)を起こしてロックを解除してください。

引用:SHOEI Webサイト「あごひもの正しい締め方」

名称については各社で差異があると思いますが、
一般的なあご紐の結束方法は網羅されていると思います。

あと、見落としがちなのは、ネックウォーマーです。
この時期は寒いため、ネックウォーマーの上からあご紐を装着しているライダーもいます。
上から結束しているからNGということはありませんが、
ゆるく結束されてしまう可能性があります。
ネックウォーマーを使用される方は、その点に十分注意してください。

まとめ

本記事ではあご紐の重要性と装着方法について解説させて頂きました。
安全性の観点から説明させて頂きましたが、結束無しは違反となるケースもあります。
やはり自分のためにも、あご紐はしっかりと結束しましょう。

以下は定量的なデータがないため管理人の考えになりますが、
構造としてはDリングが最も安全性が高いと思われます。
その他の構造は結束しやすいですが、それはつまり「外れやすい」と同じと思います。
MotoGPやその他レースにおいても、Dリング以外を使用しているのは聞いたことがありません。
よって「安全性」という観点で選択する際は、Dリングを選択した方が良いと考えます。

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