2020年のMotoGPは開幕延期中(7/19に開幕予定)ですが、
各ワークスチームの2021年以降のシートは埋まりつつあります。
そんな中、残ったシートを巡り盛んに聞く名前があります。
それが現在Red Bull KTM Factory Racingのポル・エスパルガロ♯44です。
現在KTMワークスに在籍していますが、
2021年からホンダワークスに移籍すると噂されています。
また一部では「公然の秘密」とも言われているようです。
KTMはアグレッシブなライディングを要求するマシンと言われ、
その点はホンダのマシンとも近く、またポルのライディングともマッチしています。
そこで本記事ではポル・エスパルガロのヘルメットを紹介したいと思います。
・ポル・エスパルガロのヘルメットが知りたい
という方は是非読んでみてください。
目次
ポル・エスパルガロってどんなライダー?
本項では、簡単にポル・エスパルガロの紹介をしたいと思います。
ポルは1991年6月10日生まれのスペイン出身のライダーです。
兄のアレイシ♯41もMotoGPに参戦していますが、兄弟仲は良好です。
世界選手権は2006年のMotoGP125ccクラスにワイルドカード参戦でデビューしました。
デビュー戦で史上最年少ポイント獲得記録を更新、翌年からフル参戦を果たします。
2007年にはルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。
その後着実に成績を伸ばし、2011年にはMoto2クラスに昇格。
参戦3年にはチャンピオンを獲得します。
2014年にはTech3(当時Monster Yamaha Tech3)からMotoGPクラスに参戦。
表彰台獲得は無かったものの、安定してトップ10フィニッシュを記録。
2017年からはKTMワークスに移籍。
やや戦闘力の劣るKTMの開発に尽力し、2018年には表彰台獲得を果たします。
この表彰台獲得にポルは男泣き。
苦労を知るファンの涙腺も緩むレースとなりました。
▼その際のニュースは下記です。
後輩たちの活躍が重圧に……KTM初表彰台に男泣きのエスパルガロ
引用元:motorsports.com
2019年からはトップ10フィニッシュの回数も増え、
第13戦サンマリノGPでは予選2位を獲得。
またKTMでは常にチームメイトを上回る成績を記録しており、
それもポルの評価を高める要因となっています。
ライディングスタイルの特徴は「アグレッシブ」な点です。
短い距離で減速し、長くアクセルをあけるようなライディングが特徴で、
KTMのマシンに代表されるようなV型エンジンのマシンと相性の良い乗り方といえます。
一方でホルヘ・ロレンソに代表されるような
スムーズなライディングと相性の良いヤマハのマシンでは、
決して悪くは無いものの、目立った成績は残せませんでした。
現在パーソナル(ゼッケン)No.は44ですが、
その理由は残念ながら分かりませんでした。
ただし2006年は42と92を使用、2012年と2013年に40を使用した以外は、
世界選手権のキャリアは44で過ごしています。
日本人にとってポルはヤマハワークスから
鈴鹿8耐に2年連続出場し、2連覇したこともあり有名だと思います。
特に2015年のトップ10トライアルは伝説となっています。
▼ポルのスーパーラップ。見所は山ほどありますが、ピットにハリウッドスターがいる点にも注目。
ポル・エスパルガロのレプリカヘルメット
ポルは2008年まではPREMIERを使用。
2009年と2010年はSHARKを使用し、
2011年からAGVを使用しています。
それでは、下記にAGVからラインナップされている、
ポルのレプリカヘルメットを紹介したい、と思ったのですが、
既にカタログから落ちているようです。
そこで過去にラインナップされていたヘルメットを紹介したいと思います。
海外通販サイトを中心に在庫はまだ有りそうですので、
興味がある方は根気良く探してみてください。
Corsa R ESPARGARO 8H Suzuka 2015
鈴鹿8耐の優勝を記念して販売されたモデルです。
後頭部の44のバックには日の丸がプリントされていたりと、
スペシャル感満載のヘルメットとなっています。
Corsa R ESPARGARO 2016
黒と蛍光イエロー、グリーンの配色ですが、
2016年に所属したTech 3が黒とグリーンの配色のチームなので、
それと合わせた配色となっています。
Corsa R ESPARGARO 2017
KTMに移籍しカラーリングが変更となりました。
単品で見れば格好良いですが、KTMのカラーリング(黒とオレンジ)には
合っていないように思えます。
ただし、実際にはレッドブルのロゴが大きく入るため、
車両と相性も良く、非常にマッチしています。
2019年に使用したカラーリング
2019年にポルが使用したグラフィックを紹介します。
(引用:Starline Designers)
まとめ
本記事ではRed Bull KTM Factory Racingのポル・エスパルガロの
レプリカヘルメットを紹介させて頂きました。
2021年ホンダワークスへ移籍するのか、移籍したら車両に適応できるのか、
その前に2020年はどのような成績を残すのか、今後要注目のライダーになります。
最高峰クラスでのキャリアも長くなりつつありますが、
能力の割に成績が突出してなく、苦労人だと思います。
ちなみに管理人の推しライダーは来年からドゥカティワークスに移籍する
ジャック・ミラー♯43ですが、2番目に好きなライダーはポル・エスパルガロです。
好きな理由は2015年鈴鹿8耐の予選の走りが凄まじかったからですが、
ファンとしては今シーズン以降の飛躍に期待したいと思います!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
ちなみにヘルメットやプロテクターの購入資金が…という方は以下の記事がオススメです。
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