どうも!ヘルメットログ管理人(@helmetlog)です。
SNSを見ていると、毎日のように車を盗難されたオーナーの投稿を見かけます。
管理人と同じ車種で盗難されたオーナーさんも多く、見かける度に悲しくなるとともに、
「他人事じゃないな」と強く思うようになりました。
そこで管理人の車にTileを導入することにしました。
本来であればGPS導入とか物理的な対策(ハンドルロック、
ひとまず初期投資の少ないTileでどの程度効果があるのか検証しました。
車にTILEの導入を検討している人は是非読んでみてください。
目次
何でTILEなのか
管理人がTILEに期待したのは下記の二点です。
①車が自分の敷地内にあることは適時確認したい。
②万が一盗難された時に車両の位置を特定したい。
①については、管理人はアパートに住んでいますが、
ベランダや窓から車を確認することができない位置に車を止めています。
なので、たまにものすごく不安に思うことがあっても、車を確認するためには一度玄関をでる必要がありました。
この手間TILEで省くことができないか?と考えました。
②については、万が一車両が盗難された際、場所が分からなければ対処しようがありません。
逆に、場所が分かれば、車両発見への大きな手がかりになります。
といった点を期待してTile を導入しました。
そもそもTileって何?
Tileの位置づけとしては、公式には「探しものトラッカー」となっています。
スマートフォンとBluetoothで通信し、Tile自体には位置情報を測位する機能はありません。
そのため、GPSとは違います。また、車両盗難対策を目的とした製品ではない点も注意が必要です。
機能としては、下記の通りです。
・スマートフォンとTileをBluetoothで接続し、Tileの音を鳴らし、Tileの場所を特定できる。
・Tile本体のボタンを押すとスマートフォンを鳴らすことができる。
・最後にスマートフォンとの接続がきれた箇所を専用アプリの地図上に表示できる。
・Tileが自分から離れた時、自分のTileが他のTil eユーザーのBluetooth圏内に入るとアプリに通知がくる。
通信可能距離が60mであることから、駐車場から部屋までの直線距離はカバーできそうでした。
60m圏内でヒットするのであれば、万が一盗難されても見つかる可能性があるのでは?と思い導入しました。
ちなみに似た製品にはMAMORIO、Airtagがありますが、MAMORIOは電池交換不可な点、レビューがイマイチなためNG。
Airtagは管理人がAndroidユーザーなためTileを選択しました。
▼管理人が購入したTile Mate(2020)
※現在は2022年モデルが販売されています。
一ヶ月使った結果
車にTileを仕込んで一つきが経ちましたので結果を紹介します
▼管理人は運転席後ろの物入れに入れました(今は違います)。
気になる結果ですが、部屋から通信することはできませんでした。
直線距離は30m前後と思いますが、壁のせいか、車からの信号は拾えませんでした。
ただし、駐車場から公道に道路に出る前には部屋の前を通るレイアウトであり、
その時の一瞬の信号は拾えるので、車両が動けば信号を拾うことができそうです。
※2022/7/12追記
管理人がこの記事で紹介しているAndroid端末からiOS端末に機種変更した結果、
部屋から通信できるようになりました。
通信距離は、受信側の端末でも変わるようなので、注意してください。
他のユーザーに探してもらう機能
Tileは他のユーザーに探してもらうことができますが、結果から言うと都市部でないと運用は厳しいかと思います。
Tileは近くのユーザー数を確認することができますが、例えば管理人が地方の都市部(新幹線が止まる駅)に行った際、
起動してみると約1,100人のユーザ ーがいることになっていました。
しかし、駅から駐車場が少し離れていたせいか、誰も管理人の車の信号は拾ってくれませんでした。
ただし、一瞬横切っただけでもTileは反応するため、車が移動していれば、拾ってもらえる可能性が高まります。
いずれにしても、都市部でないと運用は難しく、盗難された車両が人里離れた場所に言ってしまった場合は対応できないと思います。
まとめ
本記事では、管理人が車両盗難対策としてTILeを導入した結果を紹介しました。
結果からいうと対策は不十分でしたが、車両盗難の対策として多少の効果は認められるように思います。
導入を勧められるほどではないですが、無駄なアイテムだとは思えません。
よって、これにハード面での対策やGPS、アラーム等の対策を組み合わせることで、防犯対策はより充実していくと思います。
本記事が参考になれば幸です。