市販のヘルメットには様々なカラーリングやグラフィックがあり、様々な理由で皆さんは選択していると思います。
しかし市販品である以上、どれだけ奇抜なカラーリングであっても同じヘルメットを被っている人はいますし、
気に入った色やグラフィックが無い、という場合もあります。
本記事ではそういった方々に向け、オリジナルのカラーリングのヘルメットを作る方法として、
油性ペンでのペイントを紹介したいと思います。
「油性ペンでのペイント」と聞くとクオリティが低い印象を受けますが、クオリティはやる人次第です。
スプレーでのペイントと比較するとマスキングも必要なく、修正も簡単にできます。
管理人がトライした結果を紹介しますので、是非検討してみてください。
目次
用意するもの
用意したのはヘルメット(貰い物のArai アストロIQ)、脱脂材、油性ペンです。
あと写真にはないですが、ゴム手袋もあると良いと思います。
ちなみにモデルとしたのは、元X-JAPANのhide氏が愛用していたギターのアメーバペイズリー柄です。
(「hide アメーバペイズリー」等と検索すればすぐに出てきます)
よって油性ペンの色もモデルの配色に合わせています。
最初はしっかりとモデルを参考にしていましたが、途中からオリジナルが増えていきました。。。
実際の作業
まず脱脂します。脱脂が不十分だと油性ペンが上手く表面に乗りません。なので親の仇かってくらいに脱脂します。
脱脂が完了したら油性ペンで書き始めます。新品であっても中古であっても、最初は綺麗に発色しません。
綺麗にインクが出始めるまで根気よく振ったり、先端を潰したり試し書きすることが重要です。
綺麗にインクが出始めたら、勇気を持って書き始めます。
大きい図柄から書いていくと良いと思います。帳尻は後からどうにでもなる、と自分に言い聞かせましょう。
また管理人は油脂が表面に着くのが嫌だったため手袋をしています。
写真では比較的まともですが、実際の細部はかすれや色の混ざり等が発生しています。
修正時はパーツクリーナーを増けば塗料は取れます。ただし塗装面を攻撃しないよう、使用は最小限にしましょう。
悩んだら写真を撮影して見てみると良いです。きっと細かいことなんてどうでも良くなります。
管理人も最初は躊躇していましたが、書いていると次第に気分が良くなってきました。
その結果モデルからは逸脱していき、段々とオリジナル部分が増えていきました。。。
完成!!!
そんなこんなで絵は完成しましたが、このままでは簡単に絵は剥げます。
よってクリア吹く必要があります。クリアをスプレーで吹くためにはマスキングが必要です。
マスキングするぐらいならスプレーで塗装するのも一緒、ということで管理人が用意したのはこれ。
プレクサス。
いやいやこれはクリアじゃないですよと。「コーティング」と謳っているけど塗膜の保護じゃなくてツヤ出しがメインですよと。
・・・正論を言う人は嫌いです。「無いよりマシ」、「ちょっとくらい使用感が有った方が格好良い」
という自己暗示とともにプレクサスを塗りたくって完成。
やっぱ。写真だと悪くないな。うん。
注意点
今回作業して気付いた注意点は下記の通りです。
・インクは綺麗に発色してから書き始める
・勢いでやってしまった方が良い
・でも乾燥の時間はしっかり取る
・困ったらカメラ越しで見てみる
今回管理人は大満足ですが、後悔といえば注意点としてあげた箇所への留意が足りなかったことです。
次にやる機会があるときは十分に注意したいと思います。
まとめ
今回は手軽にオリジナルのヘルメットを作成する方法として、油性ペンでのペイントを紹介しました。
記事内で紹介したヘルメットは、管理人としては結構上手くできたと思いますがいかがでしょうか?
あと今回やってみて気付いたことがあります。
それは思っていたより面白く、「またやってみたい」と思っていることです。
興味が出た方は是非トライしてみてください。
この記事が皆さんのバイクライフの改善に繋がれば幸いです。
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