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ピンロックシートについて【用途と仕組みを解説】

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ヘルメットの用品であるピンロックシート
最近では付属されていることも多いですが、用途とか仕組みが分からないと、
自分に必要なのかも分からないですよね?
そこで本記事では、ピンロックシートの用途と仕組みについて解説します。
導入(装着)を迷っている方は、
記事を読んで検討して頂ければと思います。

ピンロックシートとは

まずピンロックシートとは、ヘルメットのシールド内側に装着するシートになります。
装着には専用のポストが必要であり、最近の製品には、最初からポスト付きのシールドが付いています。

▼写真はKabuto RT-33ですが、赤丸が取り付け用ポストになります。

ではピンロックシートを装着する目的ですが、
目的は曇り防止です。
では何故シールドは曇るのか、まずはシールドが曇る理由について解説します。

シールドが曇る理由

まずシールドが曇る理由ですが、
外気とヘルメット内の温度差により、水蒸気がシールド内側に結露することによりシールドは曇ります。
冬や雨天で曇りやすいのは、温度差が生まれやすかったり、湿気が多いことが理由になります。
対策としてはシールドを開けたり、ベンチレーションで外気を取り込んで湿気を飛ばすしかありません。
外気を取り込めば解消されるので、そこまで不便でないようにも思いますが、
雨天の時に外気を取り込むと内装が濡れてしまったりします。
そんな時に便利なのがピンロックシートです!

ピンロックシートの仕組み

ピンロックシートは、シリコンで縁取られたアクリルで構成されています。
シールド内側に装着することで、外気とヘルメット内の温度差を緩和することで、
シールドが曇ることを防いでいます。
実際に使ってみると分かりますが、曇りの発生は大きく抑えられます。

ピンロックシートのデメリット

ピンロックシートにはデメリットもあります。
メリットとの優先順位を決めるために紹介したいと思います。

・装着について
ピンロックシートはシールドの内側に装着するだけなので、
基本的に装着は容易です。
ただしヘルメットによっては、シールドを取り付けるベース部分(太字)を調整する必要があります。
管理人が以前使っていたRT-33は、ベース部分を調節しないと、
開閉時に開口部上側のゴム部とピンロックシートが干渉してしまっていました。
シールドのベース部を調整することで、干渉無く装着できましたが、
そういったヘルメットもあることは把握しておいた方が良いと思います。
・視界がやや悪化する
シールドのみの状態と比較すると、透明とはいえ、
ピンロックシートを装着することでわずかですが視界は悪くなります。
特に気になるのは、夜の走行だと思います。
ピンロックシートを装着すると、対向車のライト等がやや広がって(ぼんやりと)見えることから、
視界が悪化するように管理人は感じました。

デメリットを紹介しましたが、あくまで有無で比較すればであり、
管理人はメリットの方が大きく感じたため、使用し続けています。

まとめ

本記事ではピンロックシートの紹介と、シールドが曇る原理も紹介させて頂きました。
ピンロックシートはデメリットもありますが、
それを補って余りあるメリットが有ると管理人は思います。
管理人はバイク通勤ですので、冬の雨天時にもバイクに乗ることから、
余計にメリットを感じています。
ただし、雨天時や冬にそんなに乗らない人にはマストではないかな、とも思います。
取り外しは比較的簡単ですので、気軽に試してみて、
自分に合うか確認してみるのが一番良いように思います。
是非トライしてみてください!
なお曇り対策はピンロックシートではありませんが、
他の対策については、またの機会とさせて頂きます。

この記事がみなさんのバイクライフに役立つと幸いです。

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ヘルメットログの管理人です。
二輪業界の極東に生息しています。Arai信者のKabuto贔屓です。
ヘルメットの使用遍歴はMHR・TOP⇒Kabuto・Aeroblade3⇒Arai・Astro IQです。現在はKabuto・RT-33、Arai・RX-7X、SHOEI・VFX-Wを併用しています。