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【観るのがもっと面白くなる!】!MotoGPに参戦する各メーカーの車両について

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このブログでも再三MotoGP関連の記事をアップしていますが、
管理人はMotoGPが大好きです!!

さてそんなMotoGPですが、近年は特に面白い状況となっています。
それはメーカー間の戦力差が縮まっているとともに、
実力のある有望ライダーが増えているからです。
これにより毎レースで緊張感のある接近戦を観ることできます。

ですがMotoGPをよく知らない人には、楽しみ方が分からないと思います。
単純に速く走るマシンや、バトルを見てるだけでも面白いですが、
各メーカーのマシンのキャラクターを知っていると楽しみ方が広がります。
マシンのキャラクター(特徴、強い点、弱い点)が分かると、
応援したいメーカー(マシン)ができたり、レースの勝負どころが分かったりします。
そういった点に着目すると、レース観戦はより楽しくなります。
「MotoGPって何が面白いの?」と思っている方は是非読んでみてください。

そもそもどんなマシンが走っているのか?

そもそもどんなマシンが走っているのか?ですが、
現在MotoGPで走っているのは、各メーカーが用意した、
4ストローク1000ccのエンジンを搭載したプロトタイプ車両になります。
市販車と共通する部品はほぼありませんが、
将来市販車へフィードバックされる様々な技術がトライされています。

現在参戦している車両の諸元は大きく分けると下記になります。

フレーム
アルミフレーム:Honda、Ducati、Yamaha、Suzuki、Aprilia
鉄フレーム:KTM
エンジン
直列四気筒:Yamaha、Suzuki
V型四気筒:Honda、Ducati、Aprilia、KTM

フレームに関して、アルミフレームは剛性が高く軽量です。
鉄フレームは剛性が低く、アルミフレームと同じ強度にすると重くなりますが、
上手くレイアウトすることで車体の“しなり”を利用し、
車体全体でトラクション(グリップ)を生むことができます。

エンジンに関して、傾向としては、直列エンジンを搭載している車両は、
前輪に荷重を乗せやすくコーナリングに強いですが、
エンジンとしてはパワーが出しにくくなっています。
V型エンジンはエンジンパワーが出しやすく、左右方向にスリムな車体ですが、
前輪に荷重が乗りにくく、曲がりにくい車両となっています。

それぞれの諸元は各メーカーのコンセプトであったり、
市販車へのフィードバックのしやすさで選択されているようです。
例えば、各メーカーの量産フラッグシップモデルを見ると、
フレームやエンジンに設定(形式)はMotoGP車と同様になっていることが多いです。

各メーカーのマシンについて

現在のMotoGPは日本のメーカーであるHONDAYAMAHASUZUKI
イタリアのメーカーであるDucatiAprilia
オーストリアのメーカーであるKTMが参戦しています。

SuzukiとAprilia以外はファクトリーチームだけでなく、
サテライトチームでも参戦しています。
サテライトチームは同じマシン(場合によっては型落ち)を使用しているため、基本的には台数が多ければ多いほど、
メーカーはデータが手に入るため、車両の改善やレースのセットアップでは有利です。

各メーカーのマシンのキャラクターについて

それでは、本項で各メーカーの車両のキャラクターについて解説します。
あくまで素人である管理人目線なので、詳しい方は生温かい目で見てもらえると幸いです。

Honda

・チャンピオンマシン
・トラクションとブレーキングに優れる
・エンジンパワーはドウカティ同等
・ライダーへの身体的要求の強いマシン
・ターンインは苦手

Ducati

・エンジンパワーはMotoGPトップクラス
・トラクションとブレーキングに優れバトルに強い
・最新技術を一早く導入してる
・きっちり減速し、小さく回る走り方がフィットするマシン
・ターンインは苦手

Yamaha

・エンジンと車両のバランスに優れる
・コーナー前後に強く、バトルに強い
・扱いやすい車両
・エンジンパワーは他に劣る
・予選1ラップに強いが、決勝成績はやや安定感に欠ける

Suzuki

・エンジンと車両のバランスに優れる
・コーナーでのトラクションに優れる
・コーナーの進入速度が早い
・ライダーとタイヤに優しくロングラップでのペースが強い
・エンジンパワーはV型エンジン搭載車に劣る

Aprilia

・エンジンパワーはあるが有効なトラクションが稼げてない
・エンジンの信頼性にやや難有り
・エンジンと車体をやり直した初年度なので今後に期待

KTM

・唯一の鋼管(鉄)フレームを使用
・エンジンパワーはドゥカティに劣るも近いくらい出てる
・予選1ラップは強いが、(2019年までは)ロングランに弱い
・2020年仕様の改善が上手くいった模様

まとめ

本記事ではMotoGPに参戦する各メーカーの車体の特徴(強い点・弱い点)を紹介しました。
それぞれにライダーとの相性やコースとの相性があるため、実際の結果はそんなに単純ではありません。
そこが面白いところでもありますし、どのメーカーにもチャンスがあることが、
応援したくなるポイントでもあります。

曲がらないマシンを曲げてる点に惹かれるのか、
コーナーで差を詰めるマシンに惹かれるのか、
一発の速さがあるマシンに惹かれるのか、
人それぞれだと思いますが、好きなメーカーがあればMotoGPはもっと面白くなります。
是非、好きなメーカーが無い人や、知らないメーカーがある人は、
各メーカーの特徴を把握してMotoGPを見てみてください!

最後まで読んで頂きありがとうございます!
ちなみにヘルメットやプロテクターの購入資金が…という方は以下の記事がオススメです。
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ヘルメットログの管理人です。
二輪業界の極東に生息しています。Arai信者のKabuto贔屓です。
ヘルメットの使用遍歴はMHR・TOP⇒Kabuto・Aeroblade3⇒Arai・Astro IQです。現在はKabuto・RT-33、Arai・RX-7X、SHOEI・VFX-Wを併用しています。